いまいあやの『イソップ物語 13のおはなし』©2012 Ayano Imai/BL出版
18世紀の教育では子どもに知識や道徳を教えることが重視され、そこでよく取り上げられたのが「イソップ童話」でした。堅苦しく感じる「教訓」も、動物の姿を通して教えてくれるイソップ童話に、子どもたちは親しみを覚えました。19世紀末~20世紀になると、イソップ童話はウォルター・クレインなど近現代の画家たちによって、挿絵本の中でも描かれるようになりました。本展では、長野県佐久市の絵本画家・いまいあやの氏による『イソップ物語 13のおはなし』(2012年、BL出版)の絵本原画を中心に、さまざまなイソップ童話を近現代のイラストとともに紹介。「ウサギとカメ」などの有名なものから、あまり知られていないものまでイソップ童話にふれることができます。
人気ランドスケープデザイナーのポール・スミザーが手がけたナチュラルガーデン。自然が織りなす四季折々の美しい軽井沢を楽しめます。写真は5月下旬〜6月上旬の様子
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