天明3年(江戸時代後期1783年)の大噴火により、大量に流れ出た溶岩と火砕流が冷え固まってできた鬼押出し園。言い伝えによると、噴火は浅間山に住む鬼が溶岩を押し出しているかのように見えたことからその名がついたとも言われています。溶岩世界三大奇勝とも言われる巨大な溶岩石の景勝地で、2016年9月には『浅間山北麓ジオパーク』に認定され、その価値に注目が集まっています。
春は残雪や高山植物の新緑、夏は日中の平均気温が26℃で湿度も少ない『涼』、秋は9月中旬からツツジやウルシなどがひと足早く紅に染まります。園内で珍しいのは『ヒカリゴケ』。地域によっては天然記念物にも指定される珍しいコケを見ることができます。
遊歩道はアスファルト舗装されているため、車椅子やベビーカーでも散策可。ペットとの散策も可能です。夏は特別に『真夏の夜の贈り物(期間限定)』としてライトアップ営業を開催。参道にろうそくを入れた灯篭を立て幻想的な夜を演出します。溶岩石と四季の彩りあるコントラストは見応え抜群!四季を通じて様々な絶景が楽しめる鬼押出し園に足を運んでみては。
鬼押出し園
TEL 0279-86-4141
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
営業時間:8:00~17:00(最終入園16:30)
休園日:無休
駐車場:750台
入園料:大人700円・小学生500円、未就学児無料
アクセス:軽井沢駅より車約30分
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